
Liferay最新情報
SUMMARY
- Liferayのようなポータルサイトがあれば、営業担当者のビジネススピードが上がる
- Liferayのようなポータルサイトがあれば、提案型営業の想像力を支援できる
- Liferayのようなポータルサイトがあれば、必要な情報を必要な人にだけ共有できる
エンタープライズ向けの高い機能を搭載しながら、構築も機能拡張も簡単なオープンソースのポータル、Liferay(ライフレイ)は、企業の課題に対するソリューションとなりえます。企業ポータルやCMS、営業ポータルなど幅広い用途で活用できるLiferayの魅力と機能を、長年、日本でLiferayのソリューションを提供してきたユニファイド・サービスがシリーズでご紹介します。
企業の課題を解決するポータルサイトとは?
ポータルサイト構築の目的とは何でしょう?
Liferayを使ったポータルサイトを構築することで、どのようなメリットが享受でき、どのような企業の問題が解決できるのでしょうか?
ここでは、比較的わかりやすい営業職を例にとり、営業職にとってのポータルサイトの必要性について、3つの課題から考えてみました。
課題(1) 企業がビジネススピードを向上させるためには何をすればよいか?
課題(2) 提案型営業の業績をあげるためには、何をすればよいか?
課題(3) 情報が氾濫しているなか、必要な情報だけを入手するには何をすればいいか?
個々に、詳しくご紹介しましょう。
課題(1) ビジネススピードが向上するツールとしての、ポータルサイト
企業としての競争力を強めるための手法は、業務の最適化(ビジネスプロセス リエンジニアリング)、短縮化(コンカレント・エンジニアリング)、納期の短縮化(サプライチェーン・マネジメント)など、さまざまです。
業種を問わず、これらの手法が目指しているゴールはスピードアップです。ビジネススピードを上げることは、すでに多くの企業の命題となっているからです。
「ビジネススピードの向上」という企業としてのマクロな命題を、企業の一員である個々の社員というミクロの視点から捉え直してみましょう。
個々の社員のなかでも、とくに営業担当者のビジネスをスピードアップするためには、必要な最新情報、データ、ナレッジが迅速に手に入るようなサポートが必要になります。たとえば得意先にいても、出張先でも、タブレットやスマートフォンから情報を入手できる仕組みです。
Liferayを使った営業ポータルであれば、外出先から必要な情報をすみやかに入手できます。
個々の社員の的確なアクションを支援するツールとして構築した営業ポータルが、企業の命題を解決する足がかりとなるのです。
課題(2) 営業担当者の想像力を支援するツールとしての、ポータルサイト
提案型営業が主流になっている今、業績アップのためには、何が求められているでしょうか?
顧客に対して自社の商品やサービスをセールスするのではなく、顧客が抱えている問題のソリューションとして、自社の商品やサービスを提案する提案型営業において、商品やサービスは、あくまでも問題を解決する“手段”に過ぎません。 顧客にとって大切なことは、問題の解決方法なのです。
顧客の問題を解決するために、Liferayを使った営業ポータルを通じて、問題解決の糸口となる情報を提供するという方法があります。
さまざまな問題を解決した過去の事例、最新商品情報、販売動向、業務ツールなどをポータルで情報提供することで、営業担当者が提案できる内容は、より一層密度の濃いものになるのではないでしょうか?
このようなケースでは、営業ポータルは、提案型営業にとっての最終兵器ツールともなり得ます。いわば、営業担当者の想像力を支援するツールとなるのです。
課題(3)必要な情報を必要な人にだけ共有するツールとしての、ポータルサイト
イントラネットなどの情報共有システムをはじめ、企業のシステムには情報があふれています。情報の氾濫はストレスを呼び、ひいては業績にも影響を及ぼします。
情報が膨大過ぎて本当に必要な情報にたどりつくまでに時間がかかりすぎる状況では、Liferayで作った営業ポータルのように、テーマを限定したポータルがあれば、必要な担当者が、必要な時に、必要な情報「だけ」を入手しやすい環境が実現します。
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