
エンタープライズ向けWebポータル、Liferayの基本操作 4-3 -アクセス制御
エンタープライズ向けWebポータル、Liferay(ライフレイ)は、2時間で構築し、そのままMicrosoft Azureで使えます。
2007年からLiferayのノウハウを蓄積してきたユニファイド・サービスによるワークショップから、Liferayの基本的な操作手順を、ダイジェストでご紹介します。
今回はアクセス制御の操作手順をご紹介します。
Liferayのポータル機能「ロールベースのアクセス制御」とは
Liferayのポータルでは、サイト、ページ、コンテンツなどのアクセス制御が可能です。
Liferayは、企業内の組織体系や部門横断型のプロジェクトのポータルにも対応した柔軟なアクセス管理機能があります。アクセス管理をロールベースで行うことができるのです。
コンテンツ管理、情報ポータル、コラボレーションといった複数のシステムを利用しながら、ユーザごとに閲覧表示を変えたり、編集権限を付与したりといったアクセスコントロール機能を組み合わせることができます。
また、ロール単位で権限の定義を付けられますので、ロールとユーザを紐付けて一元的に管理できます。
「ロールベースのアクセス制御」基本手順
「ロールベースのアクセス制御」の操作手順は次のようになります。
1.Liferayトップ画面にあるドックバーから【システム管理】≫【コントロールパネル】»【ユーザ】≫【ロール】へアクセスします。
2.【ロール】内には、デフォルトで「標準ロール」、「組織ロール」、「サイトロール」ごとに複数のロールが用意されています。このままデフォルトを使うこともできますし、ニーズに合わせてロールをカスタマイズすることもできます。
3.「Guest」という標準ロールの【操作メニュー】から【権限の定義】をクリックします。ここでロール権限が一覧が表示されています。38種類の操作権限について一元管理することができます。
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