
社内の情報共有にも。社外のCMSにも。つかえるWebアプリケーション プラットフォーム、Liferay(ライフレイ) 5-1
SUMMARY
- ライフレイは、 簡単操作でありながら高い機能を備えたエンタープライズ向けWebポータルである
- Javaベースのライフレイは、他システムとの連携が容易である
- ライフレイは、既存システムとのインテグレーションが容易である
オープンソースWebポータルとして世界市場シェア1位を誇るLiferay(ライフレイ)は、社内の情報共有ポータルとしてだけでなく、社外向けCMS(コンテンツマネージメントシステム)としても活用できるWebアプリケーション プラットフォームです。
社内の情報共有を目的とした商用ポータル製品にはシェアポイント、WebSphere ポータル、インスィートなどがありますが、ライフレイはそれら商用製品が持つ機能に加えて、社外向けCMS(コンテンツマネージメントシステム)機能を備えています。またJavaで実装されたオープンソースであるため自由度が高く、細かなカスタマイズや既存システムとの統合が容易に実現します。
今回は、企業固有のニーズに応えるライフレイの特徴をご紹介します。
世界各国で25万件以上の導入実績がある、Webポータルの草分け
Liferay(ライフレイ)は、2000年にアメリカで誕生したオープンソースのWebプラットフォームです。エンタープライズ向けWebポータルの草分けとして、いまやオープンソースWebポータルとして世界市場シェア1位を誇っています。日々進化を遂げ、現在、世界各国で25万件以上の導入実績があります。
Liferayは、既存システムとの統合が容易であり、さまざまなWebサイト、社内外さまざまなユーザに対して、パソコン、モバイル問わずさまざまなデバイスでアクセスすることか可能になるプラットフォームです。
Javaベースであるため、他システムとの連携が容易
Liferay(ライフレイ)はオープンソースのJavaベースで作られているため、同じようにJavaで構築された情報システムとの連携が容易です。
企業内情報システムの多くがJavaで構築されていることを踏まえると、Liferayは、多くの情報システムとの相性がよいソフトウエアであるといえます。
直感的操作で、ポータルサイトが構築できる
Liferay(ライフレイ)最大の特長は、機能部品(ポートレット)です。
Liferayには、Webページに必要な機能として、60以上のポートレットが標準搭載されています。ポートレットの設置は、マウス操作で簡単に行うことができます。さらにページデザインや画面レイアウトは、ドラッグ&ドロップで変更できるなど、直感で操作できるGUIを採用しています。
豊富な管理機能で、エンタープライズのニーズに応える
Liferay(ライフレイ)は、操作そのものは直感的でありながら、エンタープライズ向けの高度な機能を備えています。
ポータルサイトの骨格となる、コミュニケーションツールとコラボレーションツールを土台にして、企業固有のニーズに合わせたカスタマイズができる豊富な管理機能が備わっているのです。
既存システムとのインテグレーションが容易であり、端末もユーザも選ばない
Liferay(ライフレイ)は、企業で使われている数多くの既存の業務システムとのインテグレーションを容易に実現します。
また企業の既存システムをバックエンドにすることで、フロントではライフレイの直感的なユーザーフェイスによって社員、パートナー企業、見込み客などさまざまにユーザにアプローチすることが可能です。またWebサイトやWebコンテンツの配信は、パソコンだけでなく、スマートフォンからも可能です。
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